宇宙の茶飲み話〜東海大の大学院生と語ろう!宇宙の不思議〜のご報告

 東海大学で、宇宙のことを勉強している大学院生が、自分が関わっている研究の内容を最先端の成果を交えて、ご紹介しました。

 茶飲み話 1話

お話のテーマ

「みんなで語ろう、宇宙の不思議」

日時&場所

8月10日(日) 15:00〜16:30
平塚市博物館 3階天文展示室

内容

東海大学西嶋・河内・櫛田研では、国際協力により進めているカンガループロジェクトやスーパーカミオカンデなどの高エネルギー現象を捉える観測・実験を主に行っています。当日は、お茶を飲みながら、カンガルー望遠鏡で観測している高エネルギー天体の話を中心に、宇宙の話をしました。小学生から一般の方まで、15名ほど集まっていただき、活発な質問が飛び交いました。
カンガループロジェクトでは、口径10mの大気チェレンコフ望遠鏡を3台使用し、超新星や活動銀河核のような活動的な現象を探っています。

写真 20080810カフェ1 写真 20080810カフェ2

参加メンバー

松澤, 水村 (修士課程2年、東海大学理学部西嶋・河内・櫛田研究室所属)
秋元 (修士課程1年、同研究室所属)
★ 平塚市博物館のホームページへ ★
☆ 印刷用チラシ(PDFファイル) ☆

 茶飲み話 2話

お話のテーマ

「ドップラー法で太陽系の”外”の惑星を探す!」

日時&場所

8月24日(日) 15:00〜16:30
平塚市博物館 3階天文展示室

内容

茶飲み話第二話では、ドップラー法による惑星探しの方法の詳細とこれまでに見つかってきた系外惑星の特徴を紹介し、惑星探しによって、何がわかってきて、何を目指しているのかをお話しました。当日は、小学生から一般の方まで、17名のお客さんに参加していただきました。
現在見つかっている約300個の系外惑星には、主星のとても近くを回っている木星のような惑星(ホットジュピター)や地球の約4倍の質量を持つ岩石型だと予想される惑星(スーパーアース)などがあります。これらの系外惑星の多くを発見したのがドップラー法です。日本の岡山天体物理観測所でも、この方法を使って恒星が進化した段階にある巨星の周りの惑星探しを行っています。

写真 20080824カフェ1 写真 20080824カフェ2

参加メンバー

大宮 (博士課程2年、東海大学総合教育センター比田井研究室所属)